しんぴな=na-adjective 'mysterious'
うりました=fromうる, verb 'to
sell'かのじょ=she, her
すわって=from すわる, verb 'to sit'
くに=country
おう=king
かれ=he, him
とまりました= from とまる, verb 'to stop (movement)'
おこりました=from おこる, verb 'to become angry'
たって= from たつ, verb 'to stand'
おそく=from おそい, i-adjective 'slow'
しめました= from しめる, verb 'to close'
思い=noun, 'idea, thought'
あたし=very feminine way to say 私
そら=noun, 'sky'
できます= from できる, verb 'can'
花子ちゃん=read as Hanako-chan
おじぎしました= from おじぎする, verb 'to bow'
ニンギョウ
前、せかいはもう少ししんぴなんですね。その時に、女の子はふるい店にすんでいました。女の子の名前は、花子ちゃんでした。その店で、花子ちゃんは女のにんぎょうを作って、うりました。かのじょはにんぎょうにとてもやさしくて、親切な人でしたから、にんぎょうはうれしそうでした。
一番うれしそうだったにんぎょうはミラちゃんでした。ミラちゃんは一番きれいじゃなかったですが、一番うれしそうだったので、人はそのにんぎょうが一番好きでした。
毎日、ミラちゃんはまどですわって。そして、小さくて、ロボットのこえで人に話しました。入った人の時に、ミラちゃんは、「店ヘ、ヨウコソ!オネガイシマス」といいました。そして、出かけた人の時に、ミラちゃんは、「サヨウナラ!カエッテ下サイマセンカ、オネガイシマス」といいました。話しながら、いつもミラちゃんはうれしそうでした。
たくさん花子ちゃんのにんぎょうはきれいなので、たくさんくにから人がその店ににんぎょうを見て買いに来ました。でも、とても好きでしたから、花子ちゃんはミラちゃんをぜんぜんうりたくなかったです。
一日に、がいこくから来てたくさんお金があった人は店について聞きました。その人はがいこくのおうの子でした。名前は、金木くんでした。かれは、「おもしろそうだ。ぼくは店に見に行くよ。」と思いました。でしたから、おうの子は店にりょこうしました。
つぎの日、金子くんは店に来ました。そとに、かれは店を見ました。店はとても小さかったです。そして、高そうじゃなかったです。りっぱそうじゃなかったです。
おうの子はおこりました。「この店は安くて、いやなところだから、きっとにんぎょうはよくないよ!」と思いました。
金子くんは入りながら、ミラちゃんは話しました。「店ヘ、ヨウコソ!オネガイシマス」。
おうの子はとまりました。ミラちゃんにもう少しちかくにあるきました。ミラちゃんの前でたって、見ました。
もう一度、ミラちゃんは、「店ヘ、ヨウコソ!オネガイシマス」といいました。
今、おうの子はしずかになりました。「きれいな。。。」といいました。
たちながら、女の子が来ました。花子ちゃんは、「ようこそ!」と元気にいいました。「何かほしいでございますか。」
「そのにんぎょう!」といいました。「そのにんぎょうがほしいよ!はやくあげて下さい!」
花子ちゃんは、「あのう、すみませんが。。。」といいました。「そのにんぎょうは私の一番好きなにんぎょうですから、私はぜんぜんうりません。そして、ミラちゃんはここでとてもうれしそうですから、ミラちゃんと出かけるのはきっとよくありません。」
「ウウン!このにんぎょうのミラちゃんだけほしいよ!ぼくはたくさんお金があるから、買いたい!あげて下さい!」
花子ちゃんが分かりませんでした。でも、ミラちゃんをうりたくなかったですから、うりませんでした。
ついに、金木くんは店から出かけました。行きましたが、かれはそれがおわりませんでした。「帰ろう、」と思いました。「ぜひ、ぼくはミラちゃんをあげるよ!」
金子くんはがいこくに帰りませんでした。高いホテルのへやを買って、そこでまちました。店では、花子ちゃんは来たおうの子はちょっとへんだと思いました。でも、たくさん人は店に買いに来ていましたから、おそくわすれました。今晩、花子ちゃんはついに店をしめました。かのじょのにんぎょうにキスをあげて、「おやすみなさい」といいました。それから、店の上にへやで寝に行きました。
花子ちゃんはしずかに寝ていましたが、金子くんはつかれていませんでした。午後十二時にホテルから出かけて、店に帰りました。ついに、店のドアに行って、ロックを見ました。店はとてもふるかったですから、ロックもふるかったです。
金子くんはドアをはやくオープンして、しずかに入りました。まどに行って、まどですわったにんぎょうを見ました。
「こんばんは、ミラちゃん。」といいました。「ミラちゃんの方がそのふるくていやな店よりとてもいいよ。だから、いっしょに私のキャッスルに行って、ぼくのまどですわる。ぼくのまどはもっと、もっと大きくて、きれいで、いいよ。じゃあ、いっしょに行くよ!行きたい?」
にんぎょうはしずかでした。
「ぼくに話してください。」
にんぎょうは何も話しませんでした。
もう少し大きいこえで、「ぼくに話して!」
そして、さいきん、ミラちゃんはついに思いについて話スことがデキマシタ。
ミラちゃんは、しずかにこえで、「アノウ」といいました。「アノウ。アノウ、スミマセン。」
金子くんは、「これは何だ?」といいました。「にんぎょうはほんとうに話す?どうやって?とてもすごくていい!」
ミラちゃんは、「アタシハ、トラナイデ、下さいマセンカ。」といいました。「アノウ、オネイガイシマス。」
「どうして?どうしてここにいたい?分からない、分からない!」
ミラちゃんは話シマシタ。「アノウ、スミマセン。トラナイデ、下サイマセンカ。オネガイシマス。ココデ、アタシハ、タクサンニンギョウノ友達トイマス。ソシテ、コノマドハ、イツモ、トテモ明ルイデス。ソシテ、ココデ、アタシハ、アオイソラヲ見ルコトガデキマス。
ソノコトハ、イツモイイデスケド、一番イイコトハ、コレデス:ココデハ、アタシハ、花子ちゃんトイマス。ココデ、アタシハ、イツモ、ウレシイデス。デスカラ、アタシハ、トラナイデ、下サイマセンカ。オネガイシマス。」
金子くんはしずかになりました。はじめて、そのおうの子は何か話したと思いませんでした。ついに、金子くんは話しました。「きっと?」といいました。「きっと、ふるくていやな店が好き?」
「ホントウデゴザイマス。」
金子くんは思いました。「分からなかった、分からなかった。でも。。。」
しずかでした。
金子くんは、「よっし。」といいました。「じゃあ、ここにいて!ぼくと来ないで!この店でほかのにんぎょうが好きじゃない!ぼくは。。。ぼくは。。。」そして、ちょっとはじめたなきました。
「カシコマリマシタ。」ミラちゃんはもっとうれしくなりました。「アノウ、ナカナイデ、下ダサイマセンカ。アノウ、ウレシクナッテ、下サイマセンカ。オネガイシマス。」
そして、金子くんはちょっとうれしくなりました。ちょっとわらいました。「今、分かった。じゃあ、エット。。。すみません。」
「ドウモアリガトウゴザイマス。」
「エット、いいえ。アノウ、ありがとうよ。じゃあ、ぼくは行かなきゃ、にんぎょうさん。」
金子くんは出かけながら、ミラちゃんはひくくおじぎしました。
「サヨウナラ!帰ッテ、下サイマセンカ。オネガイシマス。」
オネガイシマス。
おわりました。。。
ねこみみ